新素材
前回東京五輪の続きになろうかと思いますが,新国立競技場の設計は建築家 隈研吾さんに決まりました。
紆余曲折を経てやっと決まった新国立競技場です。
しかし,自分が火中の栗を拾うとは夢にも考えていなかったとコメントしています。
木組みのデザインが特徴的な,スターバックス太宰府天満宮店です。
隈研吾さんは『和の大家』であり,上図のように素材として『木』の要素をふんだんに使用するそうです。
巨大建築が鉄とコンクリートで出来ている今までの素材ではなく,巨大建築でも『木』を使って行おうとする姿勢に,木造建築に携わる者として大変驚いています。
また、新国立競技場では,木と組み合せた新素材を検討しているようです。
軽くて強度があり,コストが削減できれば,素晴らしい概念である『木と緑のスタジアム』が際立ってくるでしょう。
私も今から楽しみにしている者の一人です。