STAFF BLOG

河原崎建設のスタッフグログです。

トローリーバス

本日は、「これが鉄道パート2」をお伝えします。

みなさん覚えていますか?「トローリーバス」。
自分は、テレビなのでは見た事がありますが実際に乗った事はないのですが^^;
現在でも、黒部ダム周辺で実際に使われている様です。
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 今では立山黒部アルペンルートの、関電トンネルと立山トンネルでしか運行していないトロリーバスですが、
一昔前は都市部を中心に運行され「トロバス」の愛称で親しまれた交通機関でした。
 昭和3年(1928年)に開業した新花屋敷トロリーバスが日本初の開業とされ、
その後に京都市、名古屋市での開業を経て、戦後の昭和26年(1951年)に川崎市で開業したのを皮切りに、
東京都、大阪市、横浜市と続けて公営開業し、日本にトロバスブームが到来したのです。
トロバスが相次いで開業し、急速に普及した背景には、戦後、石油燃料事情が好転しないという問題もあり、
それに加えて路面電車より建設費が安いという事情もあったようです。
日本の都市部では市民生活の足として活躍したトロバスですが、昭和40年代になると、
自動車の増加による道路の渋滞問題や地下鉄の建設計画などが持ち上がり、
昭和47年に横浜市のトロリーバスの廃業を最後にその姿を見ることは出来なくなったのです。
しかし、昭和39年(1964年)に開業した黒部ダムの関電トンネルトロリーバスは
、山岳地帯の自然環境保護の観点から、クリーンエネルギーの電気を動力とするトロリーバスを選んだという経緯から、
今も現役で運行しているのです。独特のポールで架線から電気を得て走る姿は、
昔を知る人には懐かしく、初めて見る人にはクリーンエネルギーを利用した次世代の交通機関に映るのではないでしょうか。

こんな経緯があるんですね。

営業  四條